協会案内

ブロンズ人財協会とは

ブロンズ(青銅)は、人類史上最古といわれる銅の合金の一種です。銅をベースに錫などを配合した金属で、最大の特徴は、空気中の酸素、塩分、水分などと結びつき、褐色から黒や緑青色などに徐々に色彩が変化する経年変質です。しかも、その色や風合いの変化は、環境により千差万別で、ブロンズは、奥深い味わいのある金属です。

時を重ねる毎に、その色彩を変化させ、その時々の輝きを放ち続ける、そして「生涯現役」活動を目指す中高年のことを、このブロンズと重ね合わせ、私達は、ブロンズ人財と名付けました。

社会は、ブロンズ人財が持つ「ち・か・ら」を求めています。

「ち」識・・・長い人生で培った、知識豊富なブロンズ人財
「か」性・・・豊富な経験で磨かれた、感性豊かなブロンズ人財
「ら」信・・・社会で鍛えた、責任感と協調性で信頼のブロンズ人財

社団法人ブロンズ人財協会設立の背景

以下に当会設立の背景となった様々な事柄をまとめました。ご一読頂くことで改めて現状を確認し、ご賛同いただけるパートナーの皆様と共に、明るい社会の実現を目指して行きたいと考えています。

<何人の現役層が高齢者を支えるのか>

様々な報道でよく目にする、「何人の現役層が高齢者を支えるのか」という数字を見ては、「大変だ」と実感する人が多いのではないでしょうか。

令和2年版高齢社会白書によると

〇高齢化率は28.4%〇

我が国の総人口は、令和元(2019)年10月1日現在、65歳以上人口の割合(高齢化率)は28.4%。令和47(2065)年には、約2.6人に1人が65歳以上、約3.9人に1人が75歳以上。となっています。

〇現役世代1.3人で1人の65歳以上の者を支える社会の到来〇

65歳以上人口と15~64歳人口の比率を見てみると、昭和25(1950)年には1人の65歳以上の者に対して12.1人の現役世代(15~64歳の者)がいたのに対して、平成27(2015)年には65歳以上の者1人に対して現役世代2.3人になっています。今後、高齢化率は上昇し、現役世代の割合は低下し、令和47(2065)年には、65歳以上の者1人に対して1.3人の現役世代という比率になります。

令和2年版高齢社会白書(全体版)(PDF版) - 内閣府
内閣府の令和2年版高齢社会白書(全体版)&#65288...

令和2年版高齢社会白書(全体版)

<人口ボーナス期と人口オーナス期>

現役層が高齢者を支える衝撃的な数字を確認したところで、これって、日本だけの現象?どうしてこんなことになったの?他の国はどうなの?と疑問に思われた方も多いのではないでしょうか。

その疑問に答えをくれる、ある考え方があります。ハーバード大学のデービット・ブルームが1998年に提唱した人口ボーナス期と人口オーナス期です。

人口ボーナス期は「若者の比率が高く、高齢者の比率が非常に少ない人口構造の状態」を指します。この人口比率にある国は、安い労働力があふれることで、早く・安く・大量に仕事をこなして世界の市場を凌駕する事が出来ます。かつ一方では、社会保障費が極めて低く、国として儲かったお金は全てインフラ投資へ回すことができるので、爆発的な経済発展が実現できます。  

人口オーナス期は「若者の比率が低く、高齢者の比率が非常に高い人口構造の状態」を指します。オーナスとは「重荷・負荷」の意味です。人口の構造が、その国の経済に対して重荷に働く時期ということです。人口ボーナス期における経済発展の結果、富裕層が子どもに教育投資を初めて高学歴化し人件費が上昇し、世界中からの仕事が集まらなくなります。高学歴化により男女ともに結婚・出産年齢が後ろ倒しとなり、少子化になります。また、経済成長により医療や年金システムが充実すると寿命が伸び、高齢者率が増加し、社会保障費が増大するので一人当たりGDPが横ばいになります。人口オーナス期の典型的な問題は、労働力人口の減少・働く世代が引退世代を支える社会保障制度の維持困難です。
※出典 小室淑恵著 「労働時間革命」 毎日新聞出版社

我が国では人口ボーナス期は1960年ころから始まり、1990年代半ばに終わったといいます。そして、人口オーナス期に入りました。

アジア諸国の発展は、ほとんどこの考え方で説明がつきます。中国はまもなくボーナス期が終わりますがインドは2040年ごろに終わりを迎えることになります。時期の違いはあれ、多くの国が同じような経過をたどり、人口オーナス期を次々に迎えていることになります。そして残念なことに、人口ボーナス期は、1度しかなく、終わってしまうと2度と訪れないということです。

ボーナスは、もうもらえない!あの時代は、二度と来ないという現実を私達は受け止めなければなりません。

<働き方改革関連法が目指すもの>

我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しています。

こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。

「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。

厚生労働省HP

働き方改革特設サイト(支援のご案内) | 厚生労働省
働き方改革支援のご案内。働き方のチェンジは業績アップのチャンスです。

雇用・労働 「働き方改革」の実現に向けて

「働き方改革」の実現に向けて
「働き方改革」の実現に向けてについて紹介しています。

このように、働き方改革関連法では、様々な法律が制定され、これまでの働き方を見直すための対策が打ち出されました。ともすれば残業規制のことや、年次有給休暇、同一労働同一賃金など、一部のトピックスが切り取られインターネットや、マスコミで取りざたされ、近視眼的な見方になりがちです。しかし、私達は、危機感を持って、現状を理解し、受け止め、人口オーナス期を生きなければなりません。人生100年時代といわれる今日、働き方改革関連法をそういう視点で確認してみると、取り組むべき課題がたくさん見えてくるのです。

<高年齢者雇用安定法の改正~70歳までの就業機会確保~>

さて、働き方改革関連法に続き、令和3年4月1日から施行の「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」(高年齢者雇用安定法)の一部が改正についても見ていきましょう。

少子高齢化が急速に進展し人口が減少する中で、経済社会の活力を維持するため、働く意欲がある高年齢者がその能力を十分に発揮できるよう、高年齢者が活躍できる環境の整備を目的とした法改正です。特に注目すべきは以下です。

1.高齢者の就業機会の確保及び就業の促進 (高年齢者雇用安定法、雇用保険法)

65歳から70歳までの高年齢者就業確保措置(定年引上げ、継続雇用制度の導入、定年廃止、労使で同意した上での雇用以外の措置(継続的に業務委託契約する制度、社会貢献活動に継続的に従事できる制度)の導入のいずれか)を講ずることを企業の努力義務にするなど、70歳までの就業を支援する。

ちょっと前まで、60歳定年から65歳に向けての取組みがなされてきましたが、これからは70歳までの高年齢者の活躍を支援するための法改正です。様々な制度で、雇用という枠を広げた今までにない考え方も示され、実現に向けた取り組みを求められています。

以上のように、わが国が、今直面する人口オーナス期の課題、背景を直視し、高齢者が、自らを「オーナス」(重荷・負荷)と呼ばせない!という覚悟を持つこと、そしてそれが自分が自分自身の「オーナス」となることなく、明るく、楽しく、活き活きと「生涯現役」を貫くことが人生100年時代を生きる私達に課せられた使命だと考え、ブロンズ人財協会を設立しました。

今、ドンピシャのブロンズ人財の方、その予備軍の方、身近にブロンズ人財がいらっしゃる方など、一人でも多くの人が、当会の趣旨に賛同して頂き、自分なりの方法で、社会貢献していくために、お互いに助け合っていこうではありませんか。

活動内容

中高年の就労の促進を支援し社会参加の機会を確保する活動を行なっています。まずは一般会員として会員登録をしてください。登録は無料です。

当法人の目的

中高年の就業や社会参加の機会を確保し、充実した社会生活の支援を目的とし、その目的に資するため、次の事業を行います。

  1. 就労促進事業
  2. 生涯学習事業
  3. 社会貢献事業
  4. その他前各号に附帯または関連する事業

1.就労促進事業

長生きは経済的な不安を誘発する恐れがあります。私達は、定年後も、高齢者の働く意欲を喚起し、就業機会を創出することで、不安の軽減を図ります。

私達は、年齢、能力、体力を考慮したディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の機会を提供します。

こんな方は是非ご相談ください。

<定年の年齢に達していない方>

  • 自営業にプラスして収入を得たい。
  • 自分の特技や好きなことを活かして、仕事や社会貢献をしたい。
  • 改めて得意な分野と言えるものはないが、仕事や社会貢献活動をしたい。
  • 職場での人間関係が上手くいかないなど転職が多く、自信が持てない。
  • 生涯学習や職業訓練について相談したい。
  • その他、生活や仕事全般の関することで相談したい。

<定年の年齢に達した方>

  • 定年延長せず、退職したものの、そろそろ自由な生活にも飽きが来た。
  • 定年を限界まで延長したがこれ以上延長できない。
  • 今までやりたかったことで収入を得てみたい。
  • 毎日働くのは嫌だけど、時々なら働きたい。
  • 特技を活かして、人に喜んでもらいたい。
  • 家にいると、家族から冷たい目で見られる。(家に居場所がない)
  • 自営を目指しているが、どうして良いかわからない。
  • 生涯学習や職業訓練について相談したい。
  • その他、生活や仕事全般の関することで相談したい。
<就業形態>
原則、業務請負契約です。
パート、アルバイト、派遣などの雇用契約での就業をご希望の場合も、人材会社との提携で応相談。
<就業期間、時間>
週に数日、連半日(2~4時間程度)、フルタイム、期間限定など時間や期間がいろいろです。

<仕事のご紹介>

  1. 専門業務・・・・通訳、翻訳、設計、プログラム、筆耕、代筆・・・など様々な専門分野で自分の力を活かしたい方はお問い合わせ下さい。
  2. 各種作業・・・定修工事、配管、溶接、大工、機械加工など技術を活かした諸作業、及びその手元作業
  3. 軽作業・・・レジ、スーパーの品出し、清掃、施設管理、その他軽作業

2.生涯学習事業

超長寿化社会で長く活躍するため、常に最新の技能、知識を身に付け続ける必要があります。私達は、職業訓練、各種研修等でリカレント教育を実施します。

生涯学習、リカレント教育を実施します。会員からの要望を踏まえた勉強会の開催のほか、企業のニーズに応じた研修会の企画を行い実施します。

また、会員同士で部会を立ち上げ、時には先生、時には生徒となって生涯学習事業を行います。そのほか、農業、ものづくり、店舗運営など、OJTも積極的に取り入れていきます。

会員からの要望で現在企画中のセミナー

①「人生100年時代のブロンズ人財ライフプラン」
~50歳から70歳代~、人生の円熟期 生涯現役を楽しむ 講師:経営士  

②働き方改革を読み解く 働き方改革のなぜに答えます 講師:社会保険労務士

他順次開催予定

高年齢者就業確保措置(事業主による雇用・就業機会の確保を促進するための支援)
令和3年4月1日施行に向けての対応

①高年齢者就業確保措置を講ずる事業主に対する助成措置や相談体制などの充実

当会が企業ごとのご要望に沿ったプランをご提案し、助成金申請のご相談をお受けします。

②企業の実情に応じた中高年齢層向け訓練の実施等。

訓練の企画と実施、助成金の申請など一連のご相談をお受けします。

③教育訓練以外でも以下のような助成金の活用をご支援を致します。

・能力・成果を重視する評価・報酬体系の 構築を進める事業主等に対する助成

・高年齢者が安心して安全に働ける職場環境の構築の支援等。

3.社会貢献事業

私達は、事務所が、瀬戸内海の港にあるというロケーションを活かし、島嶼部の海洋レジャーの発展と海洋資源の保護に寄与し、まちの発展に繋ぎます。

私たちは、中高年の充実した社会生活の支援を目的とした活動を通じ、産学官民のパートナーシップで持続可能な開発目標を達成します。

各種ボランティア活動、被災地支援、専門知識を活かした支援・指導など、これまでの経験や知識を活かした社会貢献活動を支援します。

活動予定

  1. 海洋ゴミの回収ボランティア
  2. 地域清掃活動
  3. その他災害時のボランティア・各種地域活動 高齢者支援活動
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